当社の目標
小規模の事業場に、質の高い充実した産業保健サービスを提供すること
以前は従業員の健康管理については、労働安全衛生法上の最低限を遵守していれば、あとは自己責任の問題と考えられる風潮がありましたが、今や企業は、従業員の健康維持増進のため積極的に関与し施策を講じることが求められています。従業員のフィジカル、メンタルを会社として積極的にケアをすることで、従業員個人の健康管理にとどまらず、経営面にも便益があることが広く認められてきています。従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する経営手法は「健康経営」として広く認められてきています。
2017年度からスタートした経済産業省の認定制度「健康経営優良法人」は、年々認定企業数が増えており「健康経営優良2022」には大規模法人部門2,299法人、中小規模法人部門12,255法人の認定発表がありました(2022年3月9日発表)。近年、一部の大企業では、従業員の健康管理を行うため、専門性の高い産業保健スタッフ(産業医や産業保健師)を配置した「健康管理室」が設置されるなど、良質な産業保健サービスの提供が可能な体制が整いつつあります。
一方で、中小企業においては、従業員の健康管理への取り組みは十分とは言えず、特にメンタル不調者への対策などは大企業と比べ、対応が後手に回っている感があります。大企業では、多職種からなる複数の産業保健スタッフがチームとなって産業保健活動を行うことが多いですが、小規模の事業場では、複数のスタッフを確保することは難しいため、産業医を中心とした産業保健活動となります。
小規模の事業場に質の高い充実した産業保険サービスを提供するためには、専門的な教育を受けた産業医・労働衛生コンサルタントによるサービスの提供が不可欠となります。産業医を紹介してくれる仲介会社は多くありますが、産業医の質は担保されていないことも多く、会社のニーズに対応できる資質・能力を持った産業医が紹介されないこともあるかと思います。当社は仲介業者ではなく、代表を務める医師が、産業医・労働衛生コンサルタントとして直接産業保健活動にあたるため、健康経営への支援、メンタルヘルス対応、新しい制度への対応、高年齢労働者への対応、労働者の病気の治療と仕事の両立支援、職場における安全衛生活動の支援、職場における障害者支援のニーズに対して高品質のサービスが提供できると考えています。
従業員の健康管理、会社の健康経営を丁寧にサポートします。ご連絡をお待ちしております。連絡はこちらまで
当社代表プロフィール
佐々原 渉 (産業医)
医師免許取得後、15年間脳神経外科、リハビリテーション科で臨床医として勤務後、県庁・厚生労働省で医療行政に従事していました。その後、産業医活動を開始。1年間、大手製造業で専属産業医として勤務後、現在は嘱託産業医を中心に活動しています。 一般的な産業医活動に加え、健康経営、メンタルヘルスなど幅広いニーズに対応が可能です。また臨床経験を活かし、疾病や障害を持つ労働者の両立支援のサポート、高齢労働者に対する対応にも強みがあります。労働衛生コンサルタントとして職場における労働安全衛生活動の支援が可能です。また厚生労働省での勤務経験を活かし、新しい制度への対応にもスムーズに取り組むことが可能です。
専門分野:産業保健、公衆衛生、脳神経外科、リハビリテーション科
資格など:
医師免許
労働衛生コンサルタント(保健衛生)
衛生工学衛生管理者
健康経営エキスパートアドバイザー
東京大学大学院「職場のメンタルヘルス専門家養成プログラム(TOMH)」第10期修了